カナダの休日・祝日カレンダー

連邦政府と州政府の一般休日まとめ

カナダは13の州・準州からなる連邦国家です。このため、連邦政府が定める法定休日と、各州政府が定める法定休日があります。

連邦政府の労働法が定める法定休日は、連邦政府の公務員、および、連邦規制産業（*1）の民間労働者に適用されます。

*1 銀行、電気通信、郵便、放送、州間運輸、長距離交通、穀物、原子力など、全国統一の扱いが要請される産業。

祝日のまとめ表

この表はおもに労働法上の有給の法定休日をまとめています。
これ以外にも、各州ごとに、義務的でない任意の休日や、地方政府機関の休庁日、銀行休業日、小売業の営業禁止日などが定められている場合があります。

1. 「全州」は、すべての州の州法に規定がある休日。アルファベットは当該州の休日。
2. 「連邦」は、連邦法が定める休日。

• *1 ケベック州では、雇用主が、聖金曜日とイースターマンデーのどちらか1日を選択できます。
• *2 カナダが英国から独立した当時の英国女王（ビクトリア女王）の誕生日（1819年5月24日）を祝う。もとフランス植民地のケベック州では「愛国者の日」
• *3 NBでは、ビクトリアデー、感謝祭、ボクシングデーは法定休日ではない任意の休日（有給休暇付与義務なし）。
• *4 NLでは、州政府機関は休庁。
• *5 ONでは法定休日ではありませんが、休業する企業等も多い。
• *6 先住民迫害の歴史を風化させないための記念日。
• *7 NB,NU,NSでは州政府機関の休庁日。
• *8 米国のサンクスギビングデー（感謝祭）と同じ由来の祝日。ただし、米国とは日程が異なります。
• *9 MB,NSでは労働法上の法定休日ではありませんが、一部の業種の営業制限や休日賃金支払義務等があります。

＊ NLでは、このほかにも、英国・アイルランド伝統の祭日を含む複数の日が州政府機関の休庁日に指定されています。

州の略称一覧

上表中の各州の略称は以下のとおりです。