スペインの祝日カレンダー

スペインの祝日の概要

全国的な祝日

公現祭
イエスが生まれたとき、東方の三博士（マギ）が星に導かれてベツヘレムを訪れ、幼子イエスを礼拝したことを記念する。この訪問は、イエスが全世界の人々のために現れた（公現した）ことの象徴とされています。
＊全国共通の祝日ではありませんが、全地方政府が個別にこの日を祝日と定めています。
聖金曜日
復活祭（イースター）直前の金曜日。イエス・キリストが十字架にかけられて亡くなったことを偲ぶ祭日。
聖母マリア被昇天祭
聖母マリアがその生涯を終えた後、肉体と霊魂がともに天に上げられたことを記念する。カトリックの祭日。
イスパニアデー（ナショナルデー）
コロンブスが1492年10月12日に新大陸を発見し、その後の植民地経営によってスペインの国力の基礎ができたことを祝う日。
万聖節
すべての聖人と殉教者を記念するキリスト教の祭日。「諸聖人の日」とも呼ばれる。
憲法記念日
現行憲法（1978年憲法）の成立（1978年12月6日）を記念する。
聖母マリア無原罪の御宿りの日
聖母マリアが、神の特別な恵みにより、無原罪のまま母アンナの胎内に宿ったことを記念する。カトリックの祭日。

マドリッド市（州）の祝日

聖木曜日
マドリッド州の祝日。
復活祭（イースター）の3日前。イエス・キリストが弟子たちと最後の晩餐を行ったことを記念する祭日。イエスが弟子たちの足を洗ったというエピソードから「洗足木曜日」とも呼ばれます。
マドリッドではこの日から連休が始まります。
マドリッド州の日
1808年5月2日のスペイン独立戦争の始まりを記念する。
サン・イシドロの日
マドリッド市の祝日。
マドリッド市の守護聖人である中世セビリアの司教聖イシドロを記念する。
聖母アルムデーナの日
マドリッド市の祝日。
マドリッド市の守護聖人である聖母アルムデーナを記念する。

バルセロナ市（カタルーニャ州）の祝日

イースターマンデー
カタルーニャ州の祝日。
処刑されたイエスの復活を祝う。移動祝日です。
第二復活祭（セグンダ・パスクア/精霊降臨祭翌月曜日）
バルセロナ市の祝日。
イエス・キリストが復活し昇天した後、弟子たちの上に聖霊が降臨したという逸話を記念します。この出来事は、イエスの復活から50日目に起こったとされます。
聖ヨハネ（サン・フアン）の日
カタルーニャ州の祝日。
サン・ファンは聖ヨハネのスペイン語読み。バルセロナの守護聖人聖ヨハネを記念する祝日。
カタルーニャ州の日
カタルーニャ州は、バルセロナを州都とする人口約736万人の自治州。
メルセ祭（聖母メルセの日）
バルセロナ市の祝日。
この日には、バルセロナ最大の祭典が催されます。聖母メルセ(Merced)はバルセロナ市の守護聖人。
サン・エステバンの日（クリスマス翌日）
カタルーニャ州の祝日。
サン・エステバンは、キリスト教の聖人聖ステファノのスペイン語読み。聖人にはそれぞれの日があり、聖ステファノの日は12月26日（クリスマスの翌日）です。