イギリスの祝日の概要
- バンク・ホリデー
英国の祝日の多くは、もとは銀行の休業日として法定されました。このためバンク・ホリデーと呼ばれます。
特定の名称を持たない単なる「バンク・ホリデー」も、起源をたどれば多くはキリスト教の祭日や民族的習俗に由来しています。 - 聖金曜日、イースターマンデー
十字架で処刑されたイエス・キリストが三日後に復活した奇跡を記念する。
聖金曜日はイエスの死を追悼する日。復活祭(イースター)は復活を祝う日。復活祭の翌日(イースターマンデー)も、多くの国で祝日になっています。
一部の地域のみの祝日
イギリスは地域によって祝日が異なります。スコットランドや北アイランドでは、地域性ある独自の祝祭日が休日(バンクホリディ)になっています。
(スコットランドの祝日)
- 聖アンドリューの日
聖アンドリューはスコットランドの守護聖人です。
(北アイルランドの祝日)
- 聖パトリックの日
聖パトリックは北アイルランドの守護聖人です。 - オレンジマンの日(ボイン川の戦い記念日)
ウィリアマイト戦争(1689年-1691年)のボイン川の戦いを記念する祝日です。この戦争により、アイルランドにプロテスタントの勢力が確立されました。
イギリスの国旗・国歌
国旗
イギリスの国旗は「ユニオンジャック」 連合王国を構成する3つの王国(イングランド、スコットランド、アイルランド)それぞれの守護聖人(聖ジョージ、聖アンドリュース、聖パトリック)の十字旗を重ねたデザイン。

国歌
イギリスの国歌は「God Save the King」。
歌詞の要旨は、国王を讃え、その治世が続くことを神に祈る内容。